平成２１年１月１１日シクロクロスin広島＃５宮島
天候：曇り時々雪 気温：５度 カテゴリー２
宮島のコースは例年平地フラットのコースで地脚が要求されるコースです。
今回も例年と大きな変更のないままフラット中心で、担ぎ区間は砂浜に設定されていました。
心配されていた天候も大きな崩れはなく風が強いことを除けばコースは走りやすい
コンディションでした。
試走前にコースを１周歩いてコースのライン取り、路面状況を確認しました。
試走してみましたが、脚が重かったのでスタート前に入念にアップをしました。
スタートはカテゴリー１，２（以下カテ１、２）同時出走となります。
カテ１は10名、カテ２は17名の出走でした。
スタート順はカテ１が前に並ぶため強制的に３列目となりました。
まず１周目からカテ１の門田さんが強烈なペースアップを施します。
いきなり集団は１列となり、後ろのほうはすでに千切れ始めました。
私はスタート直後の１コーナーで割り込み６番手と集団前方に位置取りできました。
すぐにやってくる砂浜担ぎ区間でも１列だったので無理せず前に合わせます。
門田さんはすでにこのとき２番手と１車身は空いていました。
２番手グループはカテ１が４人、カテ２が４人のパックとなります。
２周目に入るころからカテ２の先頭が徐々に離れ始め単独で門田さんを追います。
私はすでに息は上がっていましたが、なんとかこの集団には着いていかないと
後半の追い上げどころか表彰台も見えてこないので維持でもついていきます。
みんな普段以上のハイペースなのか余裕がなくなり集団内で落車する人も出てきました。
そのたびごとに中切れ状態になりそこを埋めていくことでさらに脚を使わざるを得ない
という悪循環で徐々に脚がなくなってきます。
３周目に入り集団に付ききれなくなり遅れ始めます。このときが一番きつかった。
さらに痛恨のチェーン落下により４５秒ほどロスしてしまいます。
この時で先頭と１分差、後ろと１５秒差で単独カテ２の３位でした。
４周目に入り、イーブンペースで無理なく回すことを意識して走っていると
気持ちにも脚にも余裕が出てきました。
５周目に入り残り２周です。
残りが２周ならば、とペースアップを図ります。
しかし、このレースはシクロクロス。
自分の脚に負担のかかる担ぎ区間は今まで通りイーブンペースを保ちます。
得意分野の平地区間で一気に前との差を詰めていきます。
幸い、前にカテ１の選手が２名２０秒差と１０秒差で走っていたので目標にできました。
カテゴリーは違うものの、彼らはカテ１の３位争いをしています。
この時で前からカテ１-３０秒-カテ２（２名）-２０秒-カテ１（２名）-１０秒-私の順です。
前との差は徐々に縮まり、残り１周に入るところでカテ１の一人をパスし、
もう一人の後方１０秒まで迫ります。
ペースアップは続けますが、カテ２の先頭には追いつきそうもありません。
最終コーナーで前のカテ１の選手を捕らえパスしましたが、カテ２の先頭集団には
追いつくことは出来ませんでした。
今年初めてのレースは苦いレース展開の表彰台レースでした。
今回はコンディションがいつも以上に良かったので優勝を狙いに行きましたが、
３位と振るわず実力が足りず負けてしまったという気持ちです。
次回につなげられるような改善点は自己のレベルアップしかありませんが、
次回のレースもコンディションを整え勝ちにこだわって挑みたいと思います。
結果：
カテゴリー１
１、門田 基志（TEAM GIANT）
２、西村 建治（bicinoko.com）３分２９秒遅れ
３、田中 正輝（中部ﾁｰﾑ ﾁｪﾌﾞﾛ）３分４４秒遅れ
カテゴリー２
１、大山 進（SCSC）
２、神野 勝（ﾁｰﾑｻｲｸﾙﾌﾟﾗｽ）タイム差なし
３、竹木 秀一（ﾊﾟｰﾙｲｽﾞﾐ・ｽﾐﾀ・ﾗﾊﾞﾈﾛ）１分２秒遅れ
今回は特に実力を１００％出せた気がする。
なのに、遅れてしまって、さらには痛恨のチェーン落下までして３位に終わってしまったことにすごくがっかりした。
しかし、私が４０分で最後に抜いた選手はカテ１の３位の選手。
カテ１で優勝のレベルまではもっていけてなくても上位入賞のレベルにはあることがわかった。
ただ、広島のレベルが低いってのも無いことはないけど、そのレベルでも優勝できない自分はさらに弱いわけです。
シクロクロスは今シーズンあと１戦しか残ってませんが、万全の状態で挑みたいと思います。
応援よろしくお願いいたします。
