2007年2月20日火曜日

下総

ポイント式クリテin下総(平成19年2月18日)
 ラバネロからはオープン参加で米山、辻本、小段、河野が参加した。レースとしての参加は私だけでAクラスである。前日からの雨は朝になってもやむことなく、むしろ強く降っていた。そのため、気温も低くアップも入念に行った。この時期のレースなのでそれといって特別速い選手はいないにせよ、一番上のクラスなのでそうやすやすとは勝たせてもらえないだろう。このレースは1周1.5kmを5周し、それを6ヒートすることによって争われる。今回雨で気温も低かったこともあり、選手に対する配慮から5ヒートに短縮された。
 1ヒート目、何度か動きがあるものの皆は様子見。しかし、3周目オープン参加の米山(ラバネロ)、秋元、矢部(アンカー)がアタックしたので便乗して乗ったのは自分ひとりだった。しかし、自分以外は引かない様子なのと、それほどペースも上がらないのでそのままのこり1周半独走することにした。ゴール手前100mほどで集団につかまってしまい逃げは決まらなかった。12位。
 2ヒート目、マークしていたのは1ヒート目トップだった藤田さん(セキヤ)。しかし、思ったほど調子が出ないのか最後まで集団は団子状態。集団前から3番手の位置でスプリント状態に入るがなかなか抜けず結局2位。
 3ヒート目、レースの動きは早めの2周目に動く。自分も含めた2人でアタックし5秒ほどリードするが、集団からさらに2人が追いつきにきた。しかし、トライアスリートの篠崎が追いついた勢いで仕掛け、そのまま独走で行ってしまう。後ろは2人となってしまい、なんとか差を詰めようとするが、まったく縮まらない。集団とも差は開いたままだ。このあたりから風が出始め、自分も着き位置で切れそうになりそのまま3位。
 4ヒート目、表彰台圏内に自分が入っているので俄然やる気が出てくる。このヒートでも4周目に篠崎が一人で行ってしまう。着いていったら自分が終わってしまうので集団の頭を取ることだけを考えてとにかく着いていく。ゴールスプリントでは一人刺され、一人抜き、4位。
 5ヒート目、最終レース。篠崎はすでに総合優勝を決めている。2位争いは混戦。自分も含めて3人で争っている。点差は最大で3点なので、順位によってどうにでもなるところだ。篠崎はまったく気にせず集団の頭を取ればいいだろう。ほかの人も同様に考えているようで、今までにないほどまったく動きがない。しかも、自分をマークされてるような感じで誰も前に行こうとしない。こういう場合は2種類のことを考える。ひとつはとにかくペースを上げ、速すぎて後ろがスプリントできないようにする。もうひとつはとにかく脚を回す程度にしておいて最後に備える。今回は後者を選んだ。ゴール手前200mでゴールスプリントし、後ろにはまったく刺されることなく2位でゴールした。
 この結果、同点で2位が二人となったが順位の高いほうということで自分が総合2位となった。今年初めてのロードレースで2位という結果はうれしいところだが、1位とはまったく歯が立たないところでの争いだったのでまだまだだと痛感するレースでした。今年はどこでもいいので表彰台の真ん中に立ちたいところである。

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