2012年5月2日水曜日

全日本選手権が終わって...

いろんな考えがあった今回のレースでした。 レースの展開は、スタート後すぐに有力選手の含まれた落車が多発。 間一髪のところで巻き込まれずにすんだ。 序盤に有力選手のいない逃げが決まって、集団はゆっくりペース。 集団前方は愛三がコントロールしているため安定しています。 しかし、逃げとメイン集団のタイム差が10分を超えたあたりから集団が重い腰を上げて徐々にペースアップします。 4周目あたりからのその動きに合わせて、自分のペースに持っていけるように順位を少し上げるように心がける。 5周目、距離は80kmを過ぎたあたりから、脚に疲労感が出てくる。 この状態でのペースアップは致命傷になりかねないので、気持ちの余裕が減ってくる。 1周ごとに230mの標高差のあるコースは、段々脚が重くなる。 6周目、すでに千切れる寸前のところで、頂上でなんとか集団の最後尾でクリアして、集団内に留まった。 7周目に入り、風向きが横からに変わり、集団の隊列もそれに合わせて斜めから一列に。 平地区間でも向かい風になり、それでも60km/hを越えている。 中切れも発生して、その都度、前に行き、上りの前にすでに駄目な感じでした。 あと2km/hの速度が上がらず、集団に段々置いていかれ、切れてしまいました。 7周回完了、110kmにて完走ならず。 しかし、気持ちの中では充実した、すべてを出し尽くしたレースでした。 レース後もしばらく放心状態で何も出来ませんでした。 半数以上がプロ選手の参加するこの大会で、フルタイムのサラリーマンが参加できることと、その中でも自分の実力が試せたことに満足しています。 コンディションは自転車競技を始めて11年の中でも一番速いかもしれません。 自分自身の努力だけではここまでのことができませんでした。 サポート、そしてそれまでの応援、一緒に練習で鍛えてくれた人、ラバネロ、ブルーグラスの監督ならびに関係者、みんなに感謝しています。 この大会を機に今後のことを考えていこうと思っていますが、まだ答えは出ていません。 今の状態より速く、というのは無理があり、(そのような練習時間が取れない)少しずつ遅くなっていくと思います。 気持ちを切り換えて、頑張ります!とは、書けません。 流れに身を任せて、しばらくはゆっくり考えようと思います。 まずは、明日、サイクリングイベントの国東に出ます。

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