2006年11月8日水曜日

まとめ

大阪まで24時間以内という意味での挑戦は2回目だった。一度目は名古屋までだった。今回この挑戦をするにあたって綿密な計画を立てた。ルートはほとんど問題ないとして、寒さ対策だった。完全な冬用だと昼間オーバーヒートしてしまう。だからといって夏用の装備では夜間寒くなるに違いない。こういう場合、200kmぐらいであればオイルで対応できる。しかし、今回オイルを使うと時間が長すぎるため肌荒れや発疹の原因になることもある。よって、上記にあげたロビロン+夏用ジャージの上下という選択肢にした。長袖ジャージは折りたためばなんとか持っていける。ウィンドブレーカーがないと感じた人もいるだろうが、それには理由があった。風向きがやや向かい風になることは前もって予測していた。風がある場合ウィンドブレーカーだとばたつきが出てきてしまい、長時間には不利である。これは冬用ジャージで対応することにした。また、実際寒いのは山を上ったときだろう。1号では箱根峠と鈴鹿峠である。この2つを極力寒くない時間に通過するように時間を考えればよい。そこで東京出発が昼となったのである。
東京日本橋を出発すれば1号の起点から終点というふうに考えられるが、ルートをすべて1号に統一する気はなかったのと、練馬は日本橋より遠いため練馬出発でも問題ないであろうということからである。実際遠くても時間的には早いかもしれないが、そのへんの補正はしようがないので諦めることにする。東京⇔大阪という定義から終点は誰もが大阪と認められる場所である必要があった。それは今回24時間6分で梅田新道交差点だったが、24時間ちょうどでは梅田手前2kmの造幣局のまえまでだった。ここはすでに大阪市内であるため、24時間以内達成というのは成功したといえるだろう。
箱根峠ではとにかく踏みすぎないように心がけた。速度では14km/hあたりで抑えるようにした。ほかの部分、バイパスに関してはゆっくり走るわけには行かないので巡航は出来るだけ速く、40km/h以上を維持した。もちろんトラックペーサーが使えるところは極力使った。トラックペーサーだと向かい風でも50-60km/h維持できる。しかも追い抜く車が少ないのでそんなに危なくもない。豊明でついていたトラックが車線変更を行った際に30mほど開いてしまったことでもがいてみたが付ききれなかったのが残念なところだ。
鈴鹿峠は実は手前でのペーサーが速すぎて疲れていたのであまり速く上れなかった。実際、それ以上速いのは無理だろう。鈴鹿峠で一番下がったaveは27.2だった。このラインがぎりぎりなのかもしれない。峠を超えると下り基調とはいえそこから平均速度を上げるのはなかなか大変なはずである。それができたのはそこまで心拍であれ巡航であれリミッターを利かせていたからというのもあるし、そこからは目的地に着けるということでモチベーションがあがったためであろう。それができればここから上げていくことも可能なのだ。これは人によってタイプがあるので後半下がることもあるだろう。自然に自分のタイプを見つけるのがいい。風向きに関しては絶対的に東京>大阪の方が不利だろう。日本は西風が多い。西風に逆らって走るのは容易なことではない。追い風のほうが気分的にも楽だろう。だが、自分の場合は西に向かって走ったほうが道を間違うことがないので楽である。
静岡での平地では巡航=平均速度といえるだろう。巡航は上がらないが、信号にも引っかからない。1時間に1度ほどしか引っかからないため、速度変化がほとんどない。あがることもなければさがることもない。こんなときの暇つぶしがあれば走れるだろう。

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